8月の誕生石 | differencee(ディファレンシー)

📢コラム📢

2024/12/05 15:25



それぞれの月には「誕生石」というものがあり、自分の生まれた月の石を身に着けると幸せが訪れるといわれています。

誕生石は旧約聖書などに記載されている12の石をルーツとしているほか、その地になじみある石が選ばれたりと、各国で少しずつ違いがあります。

今回は8月の誕生石を見てみましょう!

【8月】国によって違う誕生石


サードニクスは聖書に記載があるほど古くから存在するので、誕生石に選ばれています。

ペリドットは8月の太陽を浴びる若葉のような色合いが選ばれた理由といわれています。

三つの中でスピネルは2021年12月に新たに追加となりました。スピネルの選ばれた理由は何でしょう?原石が正八面体で表れるからでしょうか?


サードオニキスは瑪瑙の一種であり、オレンジ色や赤色の縞模様が見られるのが特徴です。

古くから人々の心を掴んでいた石であり、聖書の中でもその存在を残しています。

新約聖書では都の城壁の土台は、様々宝石で飾られていたそうで、東西南北の四方を12種の宝石で囲み、その中の北の宝石の1つがサードオニキスだとされ、また日本でも出雲大社の御神体は巨大なサードオニキスと言われています

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ペリドットは石の内部に入った光を分裂・屈折させることにより、夜間照明の下でも昼間と変わらないほど鮮やかで透明感のある光を放ちます。そのため、古代ローマでは「イブニングエメラルド」と呼ばれていました。

紅海に浮かぶセント·ジョンズ島で発見され、3500年も前からペリドットの産地とされていました。緑の石は全て「エメラルド」と呼ばれていた時期があり、クレオパトラのエメラルドコレクションは、実はほとんどがペリドットだったのではないか、という説もあります。

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スピネルは化学組成の違う21種類に分かれたグループの総称となります。

発色が美しく「宝石」に分類されるスピネルは本来の色は無色透明ですが、クロム・鉄・亜鉛マンガンなどの微量成分が含有されることによって赤・青・緑・黄・黒・褐色など、さまざまなカラーバリエーションで生まれます。

古来より存在する鉱物ですが、18世紀末頃に呼び名が定まるまでは、コランダムと勘違いされていました。インドではルビーにも人と同様にカースト制度を引用して珍重されていましたが、一番を除いた三階級はスピネルだったと伝えられています。

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