3月の誕生石 | differencee(ディファレンシー)

📢コラム📢

2024/12/05 14:50




それぞれの月には「誕生石」というものがあり、自分の生まれた月の石を身に着けると幸せが訪れるといわれています。

誕生石は旧約聖書などに記載されている12の石をルーツとしているほか、その地になじみある石が選ばれたりと、各国で少しずつ違いがあります。

今回は3月の誕生石を見てみましょう!

【3月】国によって違う誕生石

各国でそれほど大きな違いはありませんが、フランスだけルビーですね。これはアメリカが定めた誕生石の対抗意識から、あえてフランスは誕生石に違いを付けたんだとか。美意識の高いフランスならではのこだわりが面白いですね!

アクアマリンはエメラルドと同じベリル(緑柱石)の仲間です。

澄み切った海を思わせるアクアマリンには、いくつかの海の逸話があります。

季節の変わり目の3月は、天候の急変で海難事故も少なくありませんでした。アクアマリンが3月の誕生石に選ばれたのは、春の海も穏やかであれ、との願いが込められています。

石言葉
自由・幸福をもたらす・健康


力強い暗緑色の中に、酸化鉄などの赤いインクルージョンが鮮やかに混じるブラッドストーン。この石はジャスパーの一種です。古い言い伝えではキリストの血が入った石とされているので、当初より誕生石に組み込まれているかと思いきや、こちらも2021年の誕生石の改定で仲間入りした石です。

石言葉
勇気・救いの力・聡明・献身

サンゴの種類は様々あり、装飾品として使われるのは「宝石珊瑚」と呼ばれる光の届かない深海で成長する一部のサンゴ虫の作ったものに限られています。

その歴史は古く、紀元前3万年の遺跡からも出土しており、紀元前8000年ころにはすでに宝石として扱われていたそうです。

日本は3月にひな祭りの「桃の節句」があることから、美しい桃色の宝石「コーラル(サンゴ)」が追加されました。

石言葉
長寿・幸福・確実な成長・魔除け・厄除け

アイオライトは「道しるべの石」と呼ばれ、「海賊が航海するときに羅針盤代わりにしていた」という言い伝えがあります。人生の節目になる事が多い3月。自分の進む道を教えてくれそうですね。

アイオライトはフランスの地質学者ルイ・コルディエに因み鉱物名をコーディエライトといいますが彼の誕生日が3/31なので、3月に制定されたそうですよ。

石言葉
道を示す・人生の道標・貞操・誠実・自己同一性