2月の誕生石 | differencee(ディファレンシー)

📢コラム📢

2024/12/05 14:42




それぞれの月には「誕生石」というものがあり、自分の生まれた月の石を身に着けると幸せが訪れるといわれています。

誕生石は旧約聖書などに記載されている12の石をルーツとしているほか、その地になじみある石が選ばれたりと、各国で少しずつ違いがあります。

今回は2月の誕生石を見てみましょう!

日本・アメリカ・イギリス・フランスの共通の2月の石は「アメシスト」です。

なぜ2月なのかと言いますと、2月14日「バレンタインデー」の起源となった古代ローマの司教聖バレンタインが、アメシストの指輪をつけていたからだとか。

そして日本のみ2月の誕生石にクリソベリル・キャッツアイが選ばれています。

日本では2月22日は「猫の日」とされ、シャトヤンシー(猫の目)効果のクリソベリル・キャッツアイが選ばれました。ちなみにヨーロッパでも2月17日は「世界猫の日」となっています。

誕生日のプレゼントに迷ったら、アメシスト、クリソベリルキャッツアイにワインを添えてみてはどうでしょう!

【2月】国によって違う誕生石


水晶で紫色のものをアメシストといいます。

アメシストは紀元前3,100年のエジプトで、すでに魔除けや装飾品として扱われていました。宗教的装飾品としても多く使用され、古くからユダヤ教の司祭の胸当てや、キリスト教の指輪「司祭の石」など、様々な地域で信仰の対象となっていました。

またギリシャ神話では酒の神バッカス(ディオニュソス)がけしかけた虎に襲われた乙女「アメシスト」が、危機一髪の所をダイアナが石に変え反省したバッカスがアメシストに葡萄酒をかけたことで紫色になったとされています。

石言葉
高貴・誠実・心の平和・真実の愛

色はミルキーで半透明な蜂蜜のようなミルクアンドハニーカラーと呼ばれるものが上質とされる他、レモンイエロー・ライムグリーン・オレンジ・ブラウンなど。
最大の特徴はシャトヤンシー(キャッツアイ)と呼ばれる光の反射効果。

丸みあるカボションカットに、銀色の線が浮かび、角度を変えると猫の目のように線が動きます。

1960年に首相の池田勇人氏がスリランカで、家族のためにクリソベリルキャッツアイを購入したと新聞に掲載されました。それにより日本にキャッツアイブームが起こったことが、誕生石に選ばれた理由ではないかと思われます。

石言葉
守護・慈愛