2024/12/05 14:36
それぞれの月には「誕生石」というものがあり、自分の生まれた月の石を身に着けると幸せが訪れるといわれています。
誕生石は旧約聖書などに記載されている12の石をルーツとしているほか、その地になじみある石が選ばれたりと、各国で少しずつ違いがあります。
今回は1月の誕生石を見てみましょう!
一年の始まりの1月
こちらの誕生石は日本・アメリカ・イギリス・フランスのどの国も「ガーネット」です。
ガーネットは自然な状態でもきれいな結晶で見つかることが多く、はじめからカットされたように美しいので、最初の月である1月の誕生石に選ばれた、と言われています。
【1月】国によって違う誕生石
ガーネットは、30種余りの異なる化学組織の鉱物の仲間の名称です。
以前はルビーに次いで赤い石の代表と言われていましたが、現在ではほぼすべての色味が知られています。いろんな色のガーネットをそろえるのも楽しそうですね!
他にもバイカラー(2色)やパーティーカラー(2色以上)など、一つの石に数種類の色が混じっているものもあります。
そして中には変色効果(アレキサンドライト効果)を持つガーネットも。これは自然光と人工光の下で違う色を見せてくれる性質です。
ただし変色効果を持つ固体は非常に稀なので、もし手に入れられたらとてもラッキーな事ですね。
石言葉
真実・情熱・友愛・繁栄・実り
ガーネットの語源は、ギリシャ語で「炎・炎のような目」を意味する「ピポロス」と、ラテン語で「種子」「ザクロ」を意味する「グラナタス」からきています。
また、旧約聖書に出てくるノアの箱舟で、灯火として船の中を照らしていた光が、パイロープガーネットであったといわれています。